ソチオリンピックは早くも中盤を迎えて、羽生くんが金メダルをとる快挙でフィギュア男子が終了。
ああ、高橋大輔くんにメダルをとってもらいたかった。
「金」とは言わないけどせめて「銅」、あわよくば「銀」を首に掛けてあげたかった・・・。
ケガなど試練が多いスケート人生の中で、今回のソチを最後の舞台に選んだ大輔くん。
ケガで本調子ではなかったと言われているけど、ビートルズメドレーの途中から清々しい笑顔になった大輔くん。
今までの彼のスケート人生が、まぶたの奥に走馬燈のごとくよみがえっているような気がしました。
このままずっと滑らせてあげたい!心から思った。
羽生くんの金メダルの演技は素晴らしかった!
彼の美しいジャンプはもちろん、手足の長い、恵まれた容姿がよりいっそう彼の演技を後押ししているようでした。
トリノオリンピックで金メダル候補と言われていた、若く美しい選手たちが次々と尻もちをつく中、日本の荒川静香だけが尻もちをせず、堂々と滑って金メダルをとりました。
まるで神が降りてきたような気がしましたが、今回の羽生くんもまさにそう。
初金メダルで快挙なんだけど、大輔くんが素晴らしい花道で去ることが出来なかった事の方が残念・・・。
彼がプロのスケーターに転向したら、大輔くんのスケートをリンクで見たい。
語るよりも雄弁で、艶やかな彼のステップは、いつまでも見る人の心を惹きつけてやまないだろうなあ。