お花の仕事が中心になってから買う洋服と言えば「汚れても目立たない」ながら、汚らしくならない「おしゃれ作業着」が中心。
ZARAやUNIQLOなどのファストファッション、プラスハンドメイドと、すっかりおしゃれからほど遠くなっても「コート」にはこだわりたい。
刺繍やデザインで差が出る洋服と違って、コートの良し悪しを左右するのが「仕立て」と「素材」。
これはイタリアに住んでみて、そして自分で洋服を作り始めて実感しました。
今手元にあるコートは3年〜10年選手で、多分この先もずっと着るでしょう。
愛してやまない「HYKE」のトレンチコートとチェスターコートは、肩のラインといい、背中のラインに沿うようにぴったりで、誂えたようとよく言われます。
チェスターコートはショートカットの時の方がラインの美しさが分かりやすいかも。
キャメルの色味といいいい、うっとりする美しいラインのこちらは出合いもまさに運命的で、初めて入ったお店で出合ったのは引き寄せられたとしか説明できません。
自分で作る以外はコートを買うことはしばらくないだろうなあ。