今週で上映終了と聞いて、せっかくだからと観に行った話題の「昼顔」。
フランス映画の「昼顔」とはまた違うストーリーですが、本家を意識したタイトルなのでしょうか。
終了間際のせいか150席くらいの劇場でしたが、それでも満席!うち男性3人(笑)。
ほとんどの女性(私を除く)はきっと斎藤工のファン(笑)。確かに斎藤工ファンにとってはハートをぎゅっ、ぎゅぎゅーっと掴まれるでしょうね。
ドラマの続編ながら予期せぬ結末になってしまうあたりは、どちらのファンでも無い私でも十分楽しめました。
上戸彩にこんな難しい役ができるかな、って思っていましたが、見事に大人の女性を演じ切っていました。
いや〜、大人になりました。
余談ですが、私が観たのは桜木町駅前のコレットマーレ上の「横浜ブルク13」。
そのコレットマーレが映画の中で何度も登場したり、私がウェディングパーティをした「大さん橋」が映ったりと、数々の横浜のシーンには勝手に親近感湧きました。
周りの人を不幸にして、苦しんだ末にやっとしあわせを掴む直前での悲劇。この重い十字架を一生背負って行きていくのは辛すぎる・・・。
この映画はドラマ版で人妻の不倫が社会現象になったことを危惧して、その代償が大きいことを伝えたかったのでは。純愛かもしれない、純愛だけど順番が違うよ、それが私の考え。
これを観てまさに始めようとしている人が思い留まってくれたら、子供たちや家族、周りの人が不幸にならずにすんで欲しい、そう願います。