今日はお休み!でひさしびりに余裕のある一日だったので、先週見れなかった「マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶」を見に、Bunkamuraへ行った。
イタリア語の勉強でイタリア映画を見るとたいてい彼が出てくるし、大好きなフランスの女優のカトリーヌ・ドヌーブが彼の最後を見届けたという記事をどこかで読んだことがある。
映画館に入ると平日のお昼だけあってご年配の人ばかりで、私や私より下なんてまずいない。そうだよね~、ずいぶん古い映画だもんね。
「昨日・今日・明日」、「ひまわり」「甘い追憶」から夜中にやっている聞いたこともない映画まで、ほんとうにたくさん映画に出ている。私は「昨日・今日・明日」と「ひまわり」が好き。
仕立てた上質の洋服を身に着けたとてもハンサムなイタリア男性で、今も人気が高いし彼をけなす男性もいないそう。イメージするイタリア人の典型だけど、でもそれってそれだけ彼みたいなイタリア人がいないってことかも。少なくともフィレンツェでは会ったことがない。
ミラノやナポリは彼や「LEON」に出てくるようなイタリア男性もいるかもしれないけど、他の町にはまずいない。これは私が工房での勉強に専念できた一番の理由、笑。
再来週からのイタリアに備えて、イタリア語で見たら案外聞こえてきた。「カビ」とか分からなかったけど、多分普通に生活してれば必要ないし、ま、いいか。
昔のイタリア映画は雰囲気があって、上質な映画が多くていいな。