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念願の金沢

今年の夏は兼ねてから行ってみたかった「金沢」に行くことにしました。
食べ物が美味しくて、人が温かくて素晴らしい文化がたくさん残っている、そんな金沢の街の魅力にすっかり参ってしまいました。
少し路地に入ると昔ながらの家の軒先にこんな物がぶら下がっていたり、ふうせんかずらが風に揺れてサラサラと音を立てている街並みの表情がとても優しい。
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「金沢21世紀美術館」は気になっていた美術館で、今回はオーストラリアのアーティスト「ロン・ミュエック」展もやっていたのでとても楽しみです。
金沢21世紀美術館の素晴らしさは無料スペースが多くて夜10時まで開いていることから、市民や子供たちが気軽に来れる場所になっているところです。昨日、今日と暑い日が続いて、金沢城も兼六園も人がまばらだったのに、ここは溢れんばかりの人がそれぞれの作品を楽しんでいました。
楽しくなる美術館は久しぶりというか初めての感覚です。
念願の金沢_d0090824_2364611.jpgパリの「ケ・ブランリー美術館」の壁でも有名なパトリック・ブランの「緑の橋」や、加賀友禅をモチーフにしたマイケル・リンのカラフルな作品など見応えがある作品がある中、何といっても行ってみたかったのがレアンドロ・エルリッヒの「スイミングプール」です!






このプールの中で体育座りをした写真が撮りたかった夢が叶いました。念願の一枚で、今の携帯の壁紙になっています。
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今回は金沢城の脇の「白鳥路ホテル」に2泊しましたが、ホテルもとても良いところでした。市内で唯一の温泉があったり、地元の美味しい食材をふんだんに使った美味しい朝食や、暖かいサービスとどれをとっても素晴らしいホテル!
ここは金沢城や兼六園、金沢21世紀美術館、近江町市場や茶屋街からも徒歩圏内で、今回の旅行が存分に楽しめたのもここを拠点にしたことが大きなポイントです。

念願の金沢_d0090824_2391194.jpg美味しい食材が揃う近江町市場も何度も足を運んで、「のどくろ」や「赤いか」、金沢きゅうりにかなざわれんこんなど、金沢の旬の食材も色々買って友人に披露することにしました。美味しい物は独り占めできませんねえ。








今回の旅行は素敵なお店との出会いもありました。
どうしても行きたかったのが「玉響(たまゆら)」と「小松弥助鮨」です。
「玉響(たまゆら)」は中心地から少し離れた高台にひっそりと佇むバーで、インテリアや使用している食器、料理、お酒と細かいところにまで行き届いた素晴らしいバーでした。
地下では本格的なコース料理がいただけるだけあって、お酒だけでなく料理も十分楽しめます。金沢の夏は浴衣が似合うと浴衣を着て飲みに出かけましたが、女将さんが喜んでくださってデザートをサービスしてくださいました。抹茶豆腐に硬めの豆が入ったデザートはとても美味しい!そんなところもとっても素晴らしい♪
「小松弥助鮨」は事前に予約をしないと入れないと聞いていたので、2週間前には予約を入れて心待ちにしていたお店です。おまかせで出てくるお寿司はどれも美味しく、にこにこと握る大将との会話も楽しかった♪11月の蟹の解禁の頃に又おいで!と笑顔で見送ってもらうと、本当にまた来なくては!と思ってしまいます。
念願の金沢_d0090824_231067.jpg最終日は「和菓子作り体験」、「芸妓さんの稽古風景の見学」を楽しみました。稽古風景見学は何日か前に大雨で冠水したばかりで心配しましたが、お茶屋街はとても元気に復活していました。たくさんの伝統文化に気軽に触れられるシステムがあるなんて素晴らしいですね。



念願の金沢_d0090824_23102770.jpg

本当に金沢の魅力を十二分に楽しめた素晴らしい旅でした。
by laperla616 | 2008-08-01 22:43 | 旅行
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