この前伊東屋で見つけた付箋を「ニーチェの言葉」のしおりがわりにしてみたら・・・。
なんだかHappyな気分♪
それぞれお気に入りの言葉のページに貼ってあって、例えば、
「人生を最高に旅せよ」
知らない土地で漠然と行程を消化することだけが旅行だと考える人がいる。買い物だけをして帰って来るのが旅行だと思っている人もいる。
旅行先のエキゾチックさを眺めるのをおもしろがる旅行者もいる。旅行先での出会いや体験を楽しみにする旅行者もいる。一方、旅行先での観察や体験をそのままにせず、これからの自分の仕事や生活の中に生かして豊かになっていく人もいる。
人生という旅路においてもそれは同じだ。そのつどそのつどの体験や見聞をその時限りの記念品にしてしまえば、実人生は決まりきった事柄の繰り返しになってしまう。
そうではなく、何事も明日からの毎日に活用し、自分を常に切り開いていく姿勢を持つことが、この人生を最高に旅することになるのだ。
とか、
「少しの悔いもない生き方を」
今のこの人生を、もう一度そっくりそのままくり返してもかまわないという生き方をしてみよ。
とか、
「力を入れすぎない」
自分の力の四分の三ほどの力で、作品なり仕事なりを完成するくらいがちょうどいいものが出来上がる。
全力量を用い精魂を傾けて仕上げたものは、なんとも重苦しい印象があり、緊張を強いるものだからだ。それは一種の不快さと濁った興奮を与えることをまぬかれない。しかも、それにたずさわった人間の臭みというものがどこかついてまわる。
しかし、四分の三程度の力で仕上げたものは、どこか大らかな余裕といったものを感じさせる、ゆったりとした作品になる。それは、一種の安心と健やかさを与える快適な印象を与える作品だ。つまり、多くの人に受け入れられやすいものが出来上がるのだ。
とか。
シンプル。とってもシンプル。なのに言葉の持つパワーがすごい。
人生の旅路に迷ったとき、自分が分からなくなったとき、もっともっと道しるべになる言葉を探し当てて付箋が増えていくでしょう。そんな時レインボーの付箋が、大丈夫♪って言ってくれそうな気がする。