マザーグースの歌の1つ、「女の子はなにで出来ているの?砂糖とスパイス、そして
素敵な何か。そんなこんなで出来てるの。」からきている邦題「マーガレットと素敵な何か」。
女の子がなにで出来ているかがすぐに分かる、キラキラと思い出の宝箱がコラージュされた映画でした。
それもそのはず、観ていてすぐに思いだした映画が「世界で一番不運で幸せな私」。
「世界で・・・」は私も大好きな映画で、ヤン・サミュエル監督はフランスらしい、チャーミングが詰まった映画を毎回見せてくれます。
結婚間近の恋人もいる40歳を迎えるマーガレットは、砂糖とスパイスでできている少女の姿は見る影もない、毎日仕事に没頭するバリバリのキャリアウーマンに成長していました。
そんなマーガレットの40歳の誕生日に、かつて少女だった頃のマーガレットから手紙が届きます。
手紙をきっかけに封印していた過去と向き合い、閉ざした心の扉を開けていく姿は同世代としてよく分かります。
かつてのアイドルからすっかり大人の女優になっていたソフィー・マルソー。
冒頭の黒いスーツに身を包んだマーガレットが映った瞬間、かっこよすぎる・・・とため息が出てしまうほど!
黒いスーツやセクシーなドレスはいわば、戦闘服みたいなもの。
そうなのよね、同世代としてはよくわかるなあ。
そういう人生もいいけど違うしあわせもある、それに気づかされたのが、7歳の自分からの手紙。
恋人兼仕事の同僚のマルコムと子供を持って、小さい頃の夢だったアフリカの子どもたちを助ける道を選ぶ、素敵な結末にほっとしました。
40歳の恋に仕事に生きる女性が主人公だなんて、映画もすっかり変わってきたみたい。
今日はココ・シャネル、あるときはマリア・カラスと、理想とする女性たちの写真を見ては自分を奮い立たせるのって、すぐにでも実践したい素敵なアイディアです!
私だったら誰の写真にしよう?なんて考えながら観るのも楽しいかも。
7歳の自分から写真を受け取るのはもう難しいけれど、1年後の自分に「未来レター」を届けられるなんて、なかなか素敵なアイディアだと思いませんか?「素敵な・・・」のHPを観ていたら発見しました。
1年後はどんな私になっているかな、今よりしあわせになってるかな、考えただけでワクワクしてきます。
12/15の締め切りなら未だ間に合います。私も早速出さなくちゃ!
詳しくはこちらをどうぞ。
http://www.alcine-terran.com/margaret/letter.html