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「色を見る、色を楽しむ」@ブリジストン美術館

明後日で終了する「色を見る、色を楽しむ」を見ずにはいられずに、台風の中おでかけ。
「色を見る、色を楽しむ」@ブリジストン美術館_d0090824_21423355.jpg

10年以上前にパリで有名な占い師の女性に占ってもらう機会があり、将来はアートに関わる仕事をしているでしょうと言われました。
その当時は水墨画を習っていたときだったので、水墨画で?と尋ねたところ、カラフルなものが見えるから色を取り入れた方が良いとアドバイス。
そう、私の場合、フラワーにしてもファッションにしても、色を抜きには始まりません。

マティスの挿絵本『ジャズ』の版画20点を中心に、ルノワール、モネから、ルドンのようにモノクロの作品まで。
『ジャズ』の展示室では椅子に座ってしげしげと眺めました。
こんな風に独占できたのも台風のおかげ?かな。
時代、修行する工房によって絵の具の色の出し方が異なると聞いて、納得しました。
ああ、そんなことを勉強しだしたら奥が深そうです。

中でも心奪われたのが、「追悼 ザオ・ウーキー」。
今回の「色を見る、色を楽しむ」とは関係ないものでしたが、部屋に入った瞬間、(ああ、この絵を見るために台風の中無理して来たんだなあ)とすぐに感じました。

今年の4月に92歳で亡くなられた「ザオ・ウーキー」の追悼展として展示されていましたが、記号のようなタイトル、書とマーブルの融合のような作品、色が美しいというか透明というか、とにかく美しくて、どこをとっても私好み。
特に惹かれた作品が《24.02.70》
私の生まれた年に描かれているのも何かの偶然でしょうか、焦げ茶とアクアブルーというかペパーミントブルーの組合せがとにかく色が美しい。
早速こんな色合わせのアレンジが作りたくなりました。

画集を買って主人に見せると、???という想像通りの反応。もっとも理解しづらいタイプの作品でしょう(笑)。
それでも自宅に飾るとしたら間違いなく彼の作品を選ぶでしょう。
また素敵な出合いになりました。
by laperla616 | 2013-09-16 21:27 | art
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