今日は花にまつわる素敵な話を2つご紹介します。
まずは花が犬を救ったお話から。
人間の身勝手な都合で捨てられた犬猫たちは殺処分されてしまうのが現状で、アメリカではなんと5割にのぼるそう!
特に里親が見つかりにくいのがピットブル(アメリカン・ピット・ブル・テリア)と言われていて、本来ならば飼い主への忠誠心が強い犬ですが、闘犬だったことや、誤った育て方で人間を傷付けるピットブルが居た事などから『危険な犬種』として知られるように。
その現状を見たフランス人フォトグラファーがピットブルの魅力を広く知ってもらうため、花かんむりを被った彼らの写真をSNSに投稿したところ、またたく間に評判となって次々と里親が見つかったそう。
それもそのはず、ちょっと戸惑った表情⁉︎と花があいまってとびきりチャーミング!
ちょっと強面の彼らをも癒し系に変えて、彼らの命を救ったのは花が持つ華やかさとパワーでした。
もうひとつは、パリでの銃撃テロの際、怯える小さな息子にお父さんが言った有名な言葉が「私たちには花がある」。
もちろん、花だけではテロから私たちを守ることはできないかもしれませんが、傷ついた人たちの心を癒し、ずっと現場にお花を手向ける事がみんなの心を一つにすると思うのです。
花本来のパワーを持っているのは生花だけかもしれません。
でも見てる人が癒されるならば、生花でもアートフラワーでもなんだっていいと思う。
そう、私の作るアートフラワーは、ちょっと元気のない人を応援、癒すことができたら、というのが原点。
誰かをフレー、フレーって応援する「cheer flower(チアー・フラワー)」って、大切なんだとしみじみ感じた記事でした。