表参道ヒルズ、エルメス銀座店で同時開催中の「エルメスの手しごと展 “アトリエがやってきた”」。
エルメスの職人の手しごとを目の前で見られるだけでなく、トークセッションやワークショップ、ドキュメンタリー映画など、エルメスのものづくりを体感もできる魅力的なイベントです。
表参道ヒルズではワークショップを、銀座店ではトークセッションと映画上映を開催していて、今日はフランスの社会歴史学者ユーグ・ジャケ氏のトークセッションを聞きに銀座のメゾン エルメスへ。
職人の仕事から社会的地位、これからの在り方は、フィレンツェの工房で職人見習いとして、そして今フリーランスでフラワーディスプレイの仕事をしている私にとっても非常に興味深い内容でした。
興味深い内容ながら、ふと窓に目をやるとレモンの木があり、そして大きなレモンを発見!
あ、またレモン。
レモンを見つけてからはせっかくのトークセッションも気もそぞろに(笑)。
トークセッションの後は隣の部屋でドリンクを飲みながら、本やスカーフの原画を見ることができました。
一見してエルメスの顧客ではないであろう来客(私も含め)に、ここまでサービスを提供するエルメスのふところの深さにはつくづく驚かされます。
デトックスウォーターをいただきながら本を見ていると、隣の席に不思議なものを見つけて釘付けに。
思い切って隣の人に話しかけてみると、「coach」の恐竜のチャームだそう。
引っ込み思案ゆえ自分から話しかけるなんてまずしないけど、恐竜のチャームをつけた人なんて気にならずにはいられない!
それから話が弾んでお互いのことを話すと、その人は現在占い師だそう。おしゃれな占い師さんて素敵!
花に例えて占うなんて私にぴったりでこれまた素敵(笑)。
エルメスのイベントに来ているくらいだから興味深い人がたくさんいらっしゃるのだと納得。思いがけず楽しいひとときでした。
たまには勇気を出して話しかけてみるものですね。