「ビガイルド 欲望のめざめ」の感想を書くのを忘れていました。
「 グレイテスト・ショーマン 」の迫力に吹っ飛んでしまっていたようです。ま、そんな感じです。
南北戦争の時代、清く正しい南部な女子学校に負傷した北軍の兵士が助けられて運び込まれる。
それによって厳格な環境に息をつまられながらも均衡の取れていた関係が、少しずつ、少しずつバランスを崩していって、最後にセンセーショナルな結末を選択してしまう。
若い女生徒や女教師の中に、コリン・ファレルのような野性味溢れる魅力的な男性が入ってきたら、色めき立つのも当然と言えば当然で、誰もが様々な感情を抱く。
コリン・ファレル演じるマクバニーがキルスティン・ダンスト演じる女教師を選ぶことで、他の人の嫉妬を買い、その嫉妬が美しいポスターからは決して想像出来なかった結末を生んでしまいますが、いくつかの違和感が残る、あと味の悪い映画というのが感想です。
私個人の感想ですが、このストーリーからするとこのポスターはちょっと違う気がするなあ。
ポスターはいつものソフィア・コッポラらしいティストなんだけど、この三人のバランスが全然違うし、有名な女優をピックアップしただけに感じてしまう。
キルスティン・ダンストと言えばソフィア・コッポラ監督の映画の常連ですが、最初このポスターを見た時はニコール・キッドマンやエル・ファニングに目がいって、キルスティンについては無名の年配の女優だとばかり思っていました。
キルスティン・ダンスト老けたなあ。
そんな彼女をコリン・ファレルを選んだところも違和感の1つだったのかもしれません。