またまたご無沙汰しております。
ブログの調子が悪くてついつい足が遠のいていました。
昨年からのコロナ禍で世界が、生活が一変してしまって、色々な想いを書き残したくなりました。よかったらまたお付き合いください。
今日は備忘録になりますが1ヶ月ほど前に観た「KING&QUEEN展」の話をします。
自由な外出がままならなくなって以来、すっかり美術館や映画館に足を運ばなくなってしまいました。
それでもこのKING&QUEEN展はどうしても行きたかった!
なぜかというと、イギリス映画は王室が登場する場面、もしくはイギリス王室を描いた映画が実に多く、イギリス王室は実に魅力的な、時にはかなりひどい、国王、王妃に富んでいるから。
四苦八苦しながらイギリス王室の系図を覚えていた高校生の頃が懐かしいくらい、映画から色々学びました。
系図と肖像画に興奮することってある?ってくらい、十分興奮しました(笑)。
私が特に好きなのはジョージ6世とエリザベス1世、そして現エリザベス女王。
ジョージ6世は兄のエドワード8世が「王室を掛けた恋」を選んだことで国王になったのは有名な話ですが、「英国王のスピーチ」では吃音ながら言葉を選びながら国民と真摯に向き合う姿が描かれています。
今もそうですが、イギリスが平和な時期は素晴らしい女王が君臨しています。だからでしょうか、イギリス王室というとQUEENの印象が強い気がします。
後半は現王室が中心で、王室を離れながらも強い人気を誇っていたダイアナ元妃の写真と肖像画も。
私は特にダイアナ元妃が好きでしたが、王室で描かれていた肖像画や写真の中のダイアナ元妃はどこか寂しげだったのが残念・・・。私は輝くばかりのダイアナ元妃の笑顔がやっぱり好き。
ゴシップネタになりますが、カミラ夫人の祖母は国王の愛人だったせいで王室と近しい存在となったそう。なんの因果でしょうか、歴史は繰り返すのですね。
肖像画と系図をにらめっこしながら、流れが分からなくなるとまた前の系図に戻りと、実に楽しい絵画鑑賞でした。
しばらくは今回の図録を眺めてはおさらいしながら、展覧会の余韻に浸れそうです。