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『没後50年 藤田嗣治展』@東京都美術館

いつものごとく、終了間際の『没後50年 藤田嗣治展』へ。
彼の作品が100点以上も一堂に会する回顧展とあって、夜なのに混雑していました。

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これほどのボリュームで彼の作品を観たのは初めて。
「乳白色の肌」の女性像のイメージが強いせいか、ラテンアメリカ滞在中の力強い色使い、タッチには驚きました。あと、第二次世界大戦時の戦争画も。
でもやっぱり彼の描く女性とねこの絵が好きだなあ。
日本画のような透明感を持つ乳白色の肌は、実物を目の前にすると息を呑むような美しさに圧倒されます。

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今回は久しぶりにミュージアムショップで大量買いしました。
図録はもちろん、ねこと犬の額絵がなんと500円!ねこの絵は我が家用に、犬の絵はトリミングサロンのオーナーに似合う額を探してプレゼントする予定です。
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初めての夜の美術館はちょっとワクワク。
美しい建物は夜見ても美しいもの。

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by laperla616 | 2018-10-05 20:43 | art | Comments(0)

『世界を変えた書物展』@上野の森美術館

美術通の知人に勧められた「世界を変えた書物展」。
レントゲンやガリレオ・ガリレイ、キュリー夫人など、まさしく世界を変えた偉人たちの原本を一堂に会した展覧会はそれはそれは素晴らしくて、特に私にとってはたまらない展覧会でした。

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偉人たちの原本が一堂に会するだけでも十分に価値がありますが、それをどう見せるかが重要で、今回の展覧会は価値を何倍にも高めて、魅力的なものになっていました。
魔法の図書館に迷い込んだような「書物の壁」。
とにかくフォトジェニックで、本好きだけではなく、写真好きにもたまらない空間。ああ、この空間に住みたい!

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次は「知の森」。
照明に細工をして壁にシルエットを作り、一気に会場が森になったよう。
どんなに素晴らしい本も通常の展覧会のように展示していたら、あまり関心をそそられないかもしれない。それがこの展覧会では展示空間、誰の本が誰に影響を与えたといった年表とか、とにかく見せ方の素晴らしさにうっとりしました。

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中でも私が惹かれたのは本の装丁。
フィレンツェの工房でマーブルペーパー作りと本の装丁を学んでいたこともあって、やはり本の装丁には興味津々です。
特筆すべき展示の素晴らしいところは本の中身を見せるだけでなく、下に鏡を置いて、表紙の装丁もきちんと見せてくれる。
私のように装丁に関心を持つ人はごく僅かなはずですが、本を皮や強い神で装丁したからこそ、100年以上経っても現存しているのです。

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これはキュリー夫人の初版本。
内容の素晴らしさはもちろん(読めませんが)、装丁の美しさにうっとり!しばし見惚れていました。

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インスタ映えもばっちりの素晴らしい展覧会が無料で楽しめるなんて!
9/24までの展示となりますので、ぜひ上野の森美術館まで足を運んでください。

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by laperla616 | 2018-09-19 11:54 | art | Comments(0)

フランク・ホーヴァット写真展

銀座CHANELのネクサスホールでの写真展はほんとうに好みのものばかり。
明日までのフランク・ホーヴァット写真展も 昨日の夜は行くか行くまいか葛藤しながらも、見逃してはいけない気がして銀座に向かいました。
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ファッションフォトからキャリアが始まり、世界各地の人、風景と様々な写真がある中、そのどれもがすごくいい!彼の構図が特に好きなのかもしれません。
ファッションフォトはまさにパリの「ベル エポック(古き良き時代)」そのままだし、
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風景や日常を切り取ったような光景は繊細な水彩画のよう。
写真展のタイトルが女性の瞬間にフォーカスされているかのようですが、いえいえ、風景も素晴らしい!
ネクサスホールは空間と光のバランスが素晴らしいので写真が映えます。
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ああ、いつもながらもっと早く観に来れば良かった。
そうすれば会期中にもう一度観ることができたのにな。
このクオリティで無料でしかも写真OKなんて、さすがはCHANEL。
ブランドの素晴らしさに改めて感服です。


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by laperla616 | 2018-02-17 17:04 | art | Comments(0)

「パリ❤︎グラフィックーロートレックとアートになった 版画・ポスター展」

今朝は久しぶりの通勤ラッシュを味わって、丸の内の「三菱一号館美術館」で開催中の「パリ❤︎グラフィックーロートレックとアートになった 版画・ポスター展」を観に行きました。
開館前に学芸員の方の解説付きで観られるという、何とも贅沢な観賞ツアーです。
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まずは三菱一号館美術館の建物について解説いただきました。
普段通り過ぎてしまうような手摺や天井、階段のランプまでもその成り立ちを聞くとなんだか得した気分になります。
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この展覧会はロートレックのポスターを中心に、19世紀当時のパリを楽しめる秘密が盛りだくさん!
なによりも素晴らしいのは、当時のパリのシャンソン酒場で実際に演奏していた、エリック・サティのBGMが流れる中で観賞できること。
当時のパリのキャバレーや街角で見ているような感覚になれます。
ほぼ同時期に建った三菱一号館で、当時流行った版画やポスターをサティのピアノで。おのずと感じるものが違ってくる気がします。
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キャバレーや、ムーランルージュで人気を博していた女優や歌手たちを多く描いたロートレック。
人気画家と人気歌手、俳優のタグはファンならずとも熱狂するのはよく分かります。
現代に例えたら蜷川実花と芸能人との関係によく似てる、という学芸員の方の見解は分かりやすいですね。こんな意見が聞けるのも解説付きツアーの魅力。

何よりもこの美術館の好きなところは渡り廊下から眺める中庭です。
夏には夏の、秋には秋の美しさがあり、昔の建物と後ろに見える高層ビルのコントラストが日本ぽくてお気に入り。
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朝早いから「エシレ」もまだまだ並んでなくて、ついついクロワッサン三種と大好物のピスタチオのパン買っちゃいました。
美味しそうなバターの香りに抗えなくて、気持ちいいお天気だったのでついつい中庭でパクリ。
大満足な1日の始まり。
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by laperla616 | 2017-10-27 18:17 | art | Comments(0)

アルチンボルド展@国立西洋美術館

念願の「アルチンボルド展」に行ってきました。
大好きな彼の作品を一気に観ることができるなんて、考えただけで興奮します(笑)。
平日の朝一は並ばずに入れて良いですね〜。もっともアルチンボルドだとそれ程混雑はしないのかな。
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このお方がジュゼッペ・アルチンボルドです。
細面で少し神経質そうなところは北イタリア出身らしい顔ですね。
ハプスブルク家の宮廷画家、アートディレクターとして活躍し、61歳でミラノに戻ります。
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絵を売る必要性が無かったせいか、作品は少なめ。
この絵を描けるのは緻密な素描が巧みな画家のみで、レオナルド・ダビンチの素描画もありました。宮廷画家ゆえにら国王や皇女の絵が見事!
また、ハプスブルク家のお城の敷地内には植物園や動物園があり、実物を目の前にスケッチができるという、恵まれた環境だったこともアルチンボルドの名画誕生に繋がったようです。
有名な「四季」に加えて、春夏秋冬それぞれと対で描かれたと言われている「四大元素」が同じ空間で鑑賞できたことはほんとうに、ほんとうに貴重です。
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残念だったのは、入り口で自分の顔がアルチンボルドの絵になる「アルチンボルドメーカー」を飛ばしてしまったこと。
もう一回行かなくちゃ。
いずれにしても大満足なアルチンボルド展でした。
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by laperla616 | 2017-06-30 18:49 | art | Comments(2)

麻布〜六本木散歩

今日は12時に仕事が終わって、せっかくなので麻布から六本木までお散歩しました。

お昼時だったので、まずは神谷町に移動して「ナポリスタカ」でピザを食べることに。
イタリア語を教わっていたアンドレアに行こう、行こうと誘われながらも、神谷町までが面倒くさくて行かずじまいだったお店です。

店内は窮屈そうだったのでテラス席にしました。
とりあえず看板メニューの「ドンサルボ」をオーダー。星型のピザです。
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こんなに大きくて食べられるかしら・・・、食べられるんですねー(笑)。
縁はカルツォーネのように折りたたまれた袋状になっていますが、真ん中はうすーい生地です。
チャーミングな形と本場らしい美味しさ!だけど、私には南イタリアの味はちとしょっぱい。ワインを飲んでちょうどいいといった塩梅でしょうか。

お腹いっぱいになったので「東京アメリカンクラブ」へ。
食べたら動く!腹ごなしにはちょうどいい坂道です(笑)。
六本木は行くたびにめまぐるしくお店が変わっていくのに比べて、飯倉周辺は昔からのお店がまだまだ健在です。
ロシア大使館向かいのカフェ「ル・カフェ・ドゥ・グランブルー」は20年以上経つのでは?
当時通っていたお花のアトリエがカフェの近くに移転して、先生とよくミーティングしたものです(笑)。奥がセレクトショップになっていて、置いてある洋服や小物、洋書のセンスが良くて好きだったなあ。

「東京アメリカンクラブ」の地下で「市橋 太郎氏」の作品展を鑑賞しました。
国内外で活躍されているブルックリン在住の方で、洗練されたモダンアートにうっとりさせられました。やっぱり写実的よりもモダンアートの方が好きだなあ。
会員制のクラブなのでビジターは地下のギャラリーまで。レストランとか入りたかった!
帰り道の真正面には東京タワーが。久しぶりに見た気がします。
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せっかくなので六本木まで足を伸ばすことにして、AXISビルの「リビングモチーフ」と「サヴォワール・ヴィーブル」、「ゴトウフローリスト」をパトロール。
「リビングモチーフ」ではチャーミングな洋書を、「サヴォワール・ヴィーブル」では加藤委さんの器を見つけました。欲しかったけど今日のところは我慢。また出直します。

六本木ヒルズで結婚記念日用のハンカチをチェックして帰ろうとしたら、「エルミタージュ美術館展」が今週末迄と知って、居ても立っても居られなくなってその足で森美術館に駆け込みました。
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「ジャック&ベティ」で上映していたエルミタージュ美術館のドキュメンタリー映画も見逃しちゃったから、何としても観なくちゃ!
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16世紀から18世紀にかけて活躍した「オールドマスターズ」の作品をイタリア、オランダ、フランス、ドイツにイギリスと、国別に展示されていたのは見やすかった。
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それにしてもロマノフ王朝(特にエカテリーナ二世)の力は絶大ですな。
行ってみたいけど多分行く機会がなさそうなのがエルミタージュ美術館。
ほんの一部とは言え、見応えがありました。
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まだ明るかったのでとっておきの場所をパチリ。
六本木ヒルズの一画にひっそりと佇む赤いバラのオブジェは、青空によく映えます。
あ、なんだか美女と野獣のばらに見えてきた!
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by laperla616 | 2017-06-15 17:06 | art | Comments(0)

日本、家の列島 ― フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン@パナソニック汐留ミュージアム

雨も小降りになってきたので、会期中の「日本、家の列島 ― フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン 」を観にパナソニック汐留ミュージアムへ。
日本在住の4人のフランス人建築家が選んだ「日本の近現代の住宅70戸」を模型、映像で紹介しています。
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今日は「国際博物館の日」で、なんと入場無料でした。平日にもかかわらずかなり人がいたのはそのせいでしょうか。安藤忠雄氏、隈研吾氏など有名な建築家の手掛けた個人住宅もあって、かなりの見応えです。

小さい頃から「渡辺篤史の建もの探訪」が好きで、高校生の時の将来の夢は「建築家」。
高校でも私立理系コースを選びましたが、物理が苦手過ぎてあっけなく玉砕・・・。苦い思い出です(笑)。

住み手の思い、趣味を反映した家たちはどれも楽しそう。建築家ってつくづくいい仕事だなあ。はあ、うらやましい・・・。


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by laperla616 | 2017-05-18 17:24 | art | Comments(0)

うつくしい日々@原美術館

ロベルト・ドアノーの映画を観たあと、その足で御殿山の「原美術館」へ。
急きょ決定した蜷川実花氏の「うつくしい日々」は1週間の限定展示のため、急遽はしごをすることに。

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彼女の父、「蜷川幸雄氏」が亡くなったのは昨年の5月12日。
桜の写真が多いのも予感というか、覚悟はできていたのでしょう。
普段の彼女の作風と異なった写真は、どこか涙で滲んだような、眩しい日の光でとんだような。 こんな写真を撮れたのは蜷川幸雄氏が亡くなるまでの僅かな期間だけだったそう。
私はこっちの写真の方が好き。
どこかヴォルフガング・ティルマンスの「I don't want to get over you(君を忘れたくない)」を彷彿させます。

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桜の写真を見ると、どうしても父のことが思い出されて切なくなります。
桜を愛していた父は家の敷地に何本も桜の木を植えて、倒れた朝も満開の桜を愛でていたそう。
二日後に父が無言で家に戻ってきた日は、美しすぎるほどの桜吹雪が哀しそうに車を包んだことを、今でもはっきりと覚えています。

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今回の写真と原美術館の佇まいがぴたっと合って、写真を観ては窓辺で庭を眺め、そしてまた写真を観る、そんな鑑賞スタイル。
父のことを重ね合わせながら、静かな、人を思う優しい時間がゆっくりと流れていきました。

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by laperla616 | 2017-05-16 23:14 | art | Comments(0)

「パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー 永遠の3秒」@東京都写真美術館

昔から愛してやまない写真「パリ市庁舎前のキス」。
この写真を撮ったロベルト・ドアノーの孫娘が製作したドキュメンタリー映画は、今週金曜日まで。いつものように終了間際のすべりこみセーフでした。
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孤独が生む芸術もあれば、しあわせから溢れでた芸術もありますが、ドアノーの写真は紛れもなく後者。
少年時代こそ家族に恵まれなかったものの、22歳で結婚してアトリエ兼自宅を構えてからは妻や娘、そして孫たちに囲まれた日々を送ります。
「家族のアルバムに私たちの写真はありませんが、世界中の色々なところでその写真を目にすることはしあわせなこと」、監督である孫娘の言葉です。
家族の写真を色々な広告の写真として使えた時代ならではです。
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世界中で写真を撮るよりも、家族みんなと一緒にいられるパリでの撮影を優先したドアノー。
何よりもパリの日常を愛していたドアノーの写真は「世界がイメージするパリ」になった気がします。

大好きな「パリ市庁舎前のキス」誕生のエピソード、ドアノーの名言の数々、とっておきをちりばめた極上な映画でした。
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by laperla616 | 2017-05-16 12:33 | art | Comments(0)

「アルチンボルド展」

去年からずっと楽しみにしていた「アルチンボルド展」。
6月20日から国立西洋美術館で開催です。
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顔を魚やフルーツ、花で埋め尽くしてしまう彼の絵は一度見たら忘れない、強烈なインパクトを持っています。
21歳で初めて行ったパリは直前に友だちが失業してしまって、ただただ美術館に行って、あとは公園を散歩するくらいの貧乏旅行でした。それだけに、その時観た絵画は鮮明に記憶に残っています。

私の忘れられない絵画の一つがアルチンボルドの「春」。
その頃すでにお花を習い始めていたので、一目でこの絵が好きになりました。なんてハッピーにさせてくれる絵だろう!って。
ああ、あと1ヶ月だなんて待てない!
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by laperla616 | 2017-05-08 13:43 | art | Comments(0)


日々シアワセだと思うものについて
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