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FELICE



「17歳」

仕事も抜け出してジャック&ベティに観に行った「17歳」。
パリの名門学校に通う、恵まれた家庭で美しく成長した女子高生が、出会い系サイトを通じて知り合う年上の男性たちと密会を重ねる、なんてストーリーは日本のドラマでもよくありそうな気がするけど、若く美しい、そして愚かな17歳というときを季節を通して描かれています。

夏の眩しいほどの若さ溢れる彼女から、17歳の誕生日を迎え秋の声とともに大人への階段を上っていく、まさに彼女が大人になっていく一瞬を切り取ったような映像。
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私はこの映画好きだなあ。パンフレットも買ったくらい。
もちろんストーリーは共感出来ないけど、ヒロインの若く危うい美しさと、ヒロインと密会中に心臓発作で亡くなってしまった男性の妻役として最後の場面で登場した、シャーロット・ランプリングがこの映画に後味のいい余韻を残してくれた気がします。
上手く言えないけど、このワンシーンでぐっと「17歳」が好きになってしまった。

亡くなった男性も「DAKS」のCMに登場する、イギリス人歌手の「ポール・ウエラー」のような雰囲気の素敵な男性だったけど、亡くなった男性の妻がシャーロット・ランプリングとなると男性が救われた気がします。
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男性が亡くなったホテルの部屋で妻と二人になったとき、男性の妻に許してもらえた安堵感というか、罪からの開放感からか眠りに落ちてしまう。
眠りから目覚めたときのヒロインの表情が、どことなくすっきりとして17歳になる直前の可憐な美しさに戻ったよう。

シャーロット・ランプリングはやっぱり素敵だなあ!
若い時も美しかったけど、白髪の長い髪を束ねてサングラス姿でヒロインの前に現れた姿は素敵な年の重ね方をしたいいお手本。
ああ、私はやっぱり白髪好き♪
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大人でもない、子供でもない1番揺れる年齢が17歳。
「若く 美しい」が原題でもあるけど、うちの母は17歳は顔が固まらないから不細工になると言っていたことをふと思い出しました。
だから大人になる過程は不安定でみにくいさなぎなのはしょうがない、って思っていたけど、若さが眩しい時期でもあるんだなあと実感。

帰り道にパンフレットを読んで1番びっくりしたのが、フランソワ・オゾン監督の年齢。
1967年生まれの3歳しか変わらないなんて知らなかった!
そう、私は1970年生まれ(笑)。
ということは、「まぼろし」を撮ったときは35歳ってこと?若き才能に愕然とします。
上映は終わっていますが、ぜひDVDでどうぞ。
ただし、15歳以上限定の「THE フランス映画」ですので、決して家族と一緒に見ないで下さい(笑)。
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# by laperla616 | 2014-05-22 22:53 | 映画・舞台

茶色い食べ物

ブログのカテゴリーに「茶色い食べ物」を追加ようかと考えるくらい、「茶色い食べ物」が大好き。
玄米に砂糖なら「三温糖」、パンなら全粒粉とか、お麩に切り干し大根等々挙げたらきりがありません。
見た目は地味~だけど、美味しいし、栄養価が高い。
調理法を変えるだけで色々な料理を楽しめます。

そう、お麩。
何年か前に金沢の「不室屋」でお麩の魅力にはまって以来、仙台の「油麩」、新潟の「宮村製麩所」の「焼麩」、そして先日行った京都で買った「半兵衛麩」の「全粒粉やき麩」。
特に「宮村製麩所」と「半兵衛麩」のやき麩は絶品♪
美味しくて便利で、我が家には欠かせない食材の一つ。

写真は大豆加工食品に玄米が入ったものを「山椒しぐれ煮」にしてみました。
「半兵衛麩」の京都本店限定で売っている「精進生麩 禅(山椒)」を真似してみたけど、足もとにも及ばない感じ。とはいえ玄米の香ばしさがアクセントになってご飯のお供にぴったり!
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こちらは「わかさぎの南蛮漬け」。
美味しいのはもちろん、時々珍しい魚が手に入る魚屋さんが近所にあって、火曜日に勧められたのがこの「わかさぎ」。
下処理の方法や味付けなども教えてくれるので、料理歴の浅い私でも美味しく作れました。
あまりの美味しさに食べ過ぎておなかをこわしてしまったほど(笑)。
それにしてもお皿まで茶色いなあ。
茶色い食べ物_d0090824_22393556.jpg

ここは旬のものを揃えていて、ムール貝や舌平目などがびっくりするほど安く売っていて、毎日13時過ぎには完売します。
この魚屋さんのおかげで、魚料理のレパートリーが飛躍的に広がってます!
そうそう、この前はクリオネを発見!もちろん観賞用として。
ガラスケースでスイスイ泳いでいましたけど、まさかクリオネまで売っているとは・・・。
# by laperla616 | 2014-05-21 22:40 | 料理

ズッキーニと卵のパスタ

今日のランチは「ズッキーニと卵のパスタ」。
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見た目は地味~でも滋味深い美味しさ!新鮮なズッキーニが手に入ると真っ先に作りたくなります。
パスタをボキボキ折ってゆでるなんて最初は驚いたけど、ゆで時間がグッと短縮されるし、ズッキーニを煮つめた煮汁でパスタも一緒にゆでることで煮汁を吸ってさらに美味しくなるんです!
オリーブオイルとにんにくとズッキーニと卵、塩コショウで味付けしただけのほんとシンプルなのに、作ると何のスープ入れたの?と聞かれるほど。

南イタリアでよく食べられるみたいで、日本でいえば「雑炊」のようなものだそう。
確かにほっこりとした美味しさ♪
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# by laperla616 | 2014-05-18 13:11 | 料理

5月のディスプレイ

春を告げる色って何色かな。
桜のピンクやミモザのイエロー、パンジーの紫だったり色々。
そのどれもがビタミンカラー。
体にもいいビタミン、それが見るだけで元気になれるなんてすごいパワー!
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見る人を元気にする、ディスプレイのアレンジにはそんな要素も必要だったりします。
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# by laperla616 | 2014-05-18 08:29 |

風薫る5月@山下公園

この季節の山下公園が1番すき。
新緑から徐々に緑が濃くなっていき、色とりどりのバラがいっせいに花を咲かせる、まさに「風薫る5月の風景」。
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早朝からこんな景色を見ながら走ったら、その日1日サイコーなはず!
もちろん私は走りませんけど(笑)、みなとみらいの帰り、SWANYの洋裁教室の帰りにわざわざ回り道してでも寄ってしまう。
大きな木の下で芝生に寝転がりながらボーっとできるって、平日ならではの特権。
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バラと海と船。これがこんなにも合うなんて!
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# by laperla616 | 2014-05-16 13:51 | おでかけ


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